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プロツアーオースティン 特集:ラウンドの解剖

Rich Hagon



午前9時24分

 ヘッドジャッジであるイタリア人のRiccardo Tessitoreが有名な言葉を発した:「プレイヤーの皆さん、一回戦目を開始します。制限時間は55分です。始めてください」 しびれるね。


午前9時27分

 プロツアーオースティンが始まっているが、最初の結果報告はラウンド開始前にもたらされていた! Eduardo SellaはMandee Peraltaに投了し、トーナメントからも退出している。彼はプロポイント2点が目当てだったんだろうか?


午前9時28分

 PoYレースは6人のプレイヤーが競り合っていて、まさに抜きつ抜かれつといった状態だな。

 渡辺 雄也が50ポイントで首位にあり、2ポイント後ろに一昨年のPoY齋藤 友晴、そして第3の日本人、去年のPoYを勝ち取った中村 修平が44ポイントで5位につけている。その間にサンドイッチされているのがフランスのGabriel Nassif(48ポイント)とアメリカのLuis Scott-Vargas(45ポイント)だ。半ダースの最後の仕上げはチェコ共和国のMartin Juza。

 これらの驚異的なグループから、あるいはほかの何者かがここで25ポイントを手に入れれば、タイトルに向かって大きくジャンプすることになるってことだ。


午前9時31分

1回戦目の主要な対戦をいくつかピックアップしてみた:

北米の激突:Dan Lanthier(カナダ) 対 Owen Turtenwald(アメリカ)

PTホノルルでベスト8に残ったBrian Kiblerが対面しているのはGPバルセロナ優勝者のJoel Calafell。

ヨーロッパ・マッチ。長年プロをやってるBram SnepvangersがポルトガルのMarcio Carvalhoを迎え撃っているのが見える。

おんなじチームでおんなじデッキでおんなじマッチ:Mark Herberholz 対 Dave Williams

グランプリ常連のReinhold Kohl(ドイツ)とNiels Noorlander(オランダ)の対決。

GPシアトルTOP8のAri Laxは北山 雅也と対戦だな。

PT京都でTOP8だったMatteo Orsini-Jonesの前には準備を済ませたロシアのNicolay Potovinが。

アリーナ席ではキスキンの王様ことCedric Phillipsと、PoYを狙うLuis Scott-Vargasが対峙してる。

かつてのチーム戦世界チャンピオン、スイスのManuel Bucherのお相手はQuentin "Q" Martinか。


午前9時40分

 最初の3つの結果報告が来てるな。長年プロツアーに参加しているアメリカのJohn SittnerがJohn Nidaを破っている。で、それに較べてついてなかったのがマジックオンライン上ではFFfreakの名で知られるBrad Nelson。Hunter Burtonに負けてしまったようだ。あとついてなかったのは最近結婚したTodd Andersonで、ベネズエラのJose Martinezを倒すことができなかった。


午前9時43分

 Steve SadinとMatej Zatlkajは楽しそうに会話を交わしている。どっちも勝ったんだな、そりゃ楽しいわけだ。マジックプレイヤー史上最も長い名前を持つブラジルのPaulo Vitor Damo da Rosaは勝ち星スタート。参加者416人のうち、10試合分の結果が報告された。


午前9時45分


ホノルルんときのKibler

 目の前ではBrian KiblerとJoel Calafellがサイドボーディング中。Kiblerはホノルルで着ていた初日の輝く白いスーツ姿に較べたらぐっと控えめのコーディネートだなあ。そういや、ホノルル準優勝者のMichal Hebkyが勝ちと書いた試合結果を報告してた。


午前9時47分

 遠征直前にデンマークの仲間の多くが土壇場でキャンセルしてしまったRasmus Sibastは、エクステンデッド環境をあまり熟知していないような感じだ。初戦はダメだった。ヴィンテージのエキスパートであるTommy Kolowithは、超・堅実主義者こと栗原 伸豪から素晴らしい初戦勝利を獲得した。


午前9時48分

 数多くの素晴らしいデッキがあるが、どれがこの争いを生き残るんだろう? ほとんどのプレイヤーは、発掘や親和といった特定の戦略に依存したデッキに勝てるカードを知っちゃあいる。だが1つのデッキに勝つためだけのカードをサイドボードに何枚入れられるってんだ。2007年のPTバレンシアではどう見ても発掘がベストデッキだったが勝てなかった。猫も杓子も対策してたからな。しかし、多様化したメタゲームの中ではそうなるとは限らない。Sebastian Thalerのような長年の発掘使いがいい位置につくことはあるだろう。


午前9時51分

 左ではスコアキーパーのNick Fangが書類受けに結果の用紙を積み上げて溜め込んでる。Kolowith氏、Zatlkaj氏、それにSadin氏のお三方はずーっとGerry Thompsonの初戦に注目してるな。


午前9時55分

 ラウンドの半分がすぎたところで、我々は大事な試合結果を調べ始める。その間に、ジャッジが《フェリダーの君主/Felidar Sovereign(ZEN)》のテキストを調べに来た。ゼンディカーの4/6で絆魂と警戒持ち、ついでに自分のアップキープにライフが40以上あったらゲームに勝てるやつだ。なんでわざわざテキストを調べる必要があったかって? そのカードはジャパニーズで、ジャッジはジャパニーズじゃなかったんだな、これが。


午前9時57分

 いつもどおりに、ジャッジはマッチを終えたプレイヤーたちをエリアから退去させ始めた。そろそろ退席しなきゃならない時間ってこと。


午前9時58分

 多くの日本人プレイヤーが初戦を勝ち上がってる。去年のPoY中村 修平をはじめ、元PoYの齋藤 友晴と八十岡 翔太、PTホノルル優勝者の三田村 和弥、2006年世界選手権優勝の三原 槙仁、さらに大塚 高太郎と池田 剛。この面子はマジですげえ。


午前10時2分

 プロツアー初参加のAndrew Templeは、ラウンド1でTomasz Dudziecに負けてしまい、まだプロツアー初勝利を探してる状態。プロツアー初優勝を追い求めているフランスのOlivier Ruelはこの大一番をイタリアのAlessandro Deiddaの前に落としちまった。


午前10時4分

 昔馴染みならどちらも大好きであろうOsyp LebedowiczとGabe Wallsには初っ端から別々の運命が訪れる。Osypが2-0で勝ち、Gabeはそうならなかった。


午前10時6分

 殿堂入りを果たしているBen Rubinが勝ち星スタート。注目すべきはいまんところほとんどの試合結果が2-0ってことかな。ラウンドの早い時間帯に3ゲームやるヒマなんかないだろって? とはいえ、逆転勝利が難しい傾向にはあるようじゃないか。


午前10時7分

 アリーナ席の最初の試合結果は、Luis Scott-VargasがCedric Phillipsにストレート勝ち。どちらも今週末のアリーナ席では何度か見かけることになるだろう。日曜日は最大3回な。


午前10時8分

 Jacob Van Lunenはここにいないが、その悪友Chris Lachmannが勝ち星スタート。Ruel兄弟の一人Antoineも2007年のPTヴァレンシア準優勝者、ドイツのAndre Mullerから勝利を得ている。


午前10時9分

 ヘッドジャッジが残り時間10分のアナウンスを流し、ジャッジが定期的にスコアキーパー席に報告用紙を運ぶ流れ。


午前10時11分


アリーナ席のHerberholzとWilliams

 アリーナ席ではチームメイトのMark HerberholzとDavid Williamsがお互い向かい合っている。Chapinが初戦を落としたこともあり、Patrick Chapinとその一団は良い立ち上がりとはいかなかったようだ。


午前10時12分

 警告その他のペナルティは報告用紙の裏に記述され、多くは初期に処理される。必ず打ち消しを行うはずの《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》が呪文を通したり、《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》の誘発型能力がどっかに消えたり、あとは発掘カードがないのにアップキープに発掘しちゃったりといった目立った誤りが行われた後にどう処理したかが見て取れる。素晴らしい。


午前10時14分

 殿堂入りを果たしたRob DoughertyはZooを操り勝利。世界選手権チーム優勝のMichael Jacobは英国のMark Glenisterを破った。2年前のエクステンデッド、PTヴァレンシアチャンピオンのRemi Fortierもまた勝ちあがるが、PTハリウッドのチャンピオンCharles Gindyは初戦を落としてしまう。


午前10時17分

 Guillaume Wafo-Tapaの結果報告は影も形もない。なにしろ、使用デッキが昔ながらの白青コントロールなもんだから、その報告はクリスマス前ぐらいになるんじゃないかな。PoYを先導している渡辺 雄也がその目標達成のためJim Davisを破った。Robert JurkovicはGerry Thompsonに辛勝、Lanthier 対 Turtenwaldの試合はカナダがアメリカを下している。


午前10時19分

「試合時間終了です。追加の5ターンを行ってください。」時間通り。そりゃそうか。


午前10時20分

 オランダチャンピオンのKevin Grove同様、Raphael Levy、Martin Juza、それにAntti Malinが勝ちあがった。Chapin小隊にも朗報がもたらされたな。Gabriel Nassifがまず1勝をあげたんだ。アリーナ席ではHerberholz 対 Williamsの試合がまだ続いてる。


午前10時21分

 Wafo-Tapaの試合結果は2-1で勝ち。あのデッキで3ゲームフルにやったの? マジ? この環境はマッハだぜ!


午前10時22分

 アリーナ席ではHerberholzが2-0でWilliamsに勝利。ほかのアリーナ席はというと、生粋のイギリス人なんだけど来月の世界選手権にカナダチームの一員として参加するQuentin Martinが2-1でManuel Bucherに辛勝。うっかりフェッチランドをタップしてマナを出そうとして注意されてたけどな! Conley Woodsは強大な米国テストチームに加わりフォーマットの全貌を知ることで勝利を得、Bram SnepvangersもポルトガルのMarcio Carvalhoとの争いに勝っている。


午前10時24分

 ペースがゆったりしてきたので、さっと辺りを見回して様子をうかがってみる。数百人が動き回っていて、1回戦目での不運やニアミスについて意見の交換中。6組ぐらいがまだL字型のトーナメントエリアで腰をすえてるな。そこにはジャッジもついていて、結果を素早くスコアキーパーに報告できるように見ている。


午前10時26分

 ヨーロッパグランプリTOP8対決はNiels NoorlanderがReinhold Kohlを下した。Sebastian Thalerは最後までやり通し、彼の発掘が2-1でDan Macdonaldから勝利を得ることとなった。調整不足に思えたNicolay PotovinがMatteo Orsini-Jonesに辛くも勝利。GPシアトルの優勝者、フランスのYann Massicardは追加ターン中に負けを喫する。


午前10時28分

 すぐに、引き分けで終わったマッチの結果がきた。坂口 尚紀とRichard Blandの勝負は行き詰まり。Christopher LappとRobert Beverley、元ベルギーチャンピオンPascal Vieren、GP優勝者のTim Landale、それに中島 主税といった面々が1マッチポイントだ。


午前10時30分

 それでもいくつかは大きな意味のある決着がついてるな。Gerard FabianoがMarlon Egolfを2-1で倒し、"ザ・テゼレッター"Kenny Obergも(使ってるデッキはテゼレッターじゃないけど)勝利。目の前では、奇遇な遭遇によってBrian Kiblerに負けたJoel Calafellがにこやかな表情だよ。スーツじゃ勝負は決まらないな。最後から2番目の試合は、Jason ElararがBrett Piazzaを負かして決着を見た。


午前10時32分

 124番テーブルの結果、はよこい! プロツアーの進行を妨げちゃいかんよ! さて、Jan RuessとPedro Carvalhoのどちらが勝つのか? テーブルジャッジはRuessの勝ちを報告し、しばらくすると2回戦目の組み合わせってやつが印刷された。1回戦目の終了時刻から15分後に2回戦目がスタート。こいつは416人による208マッチが書かれた本ってわけさ。いこう! 次なるマジックの世界へ!

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