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ビル・スターク
2009年10月17日土曜日
「下当たり?」誰にとでも無く口にするのは、第10ラウンドにフィーチャーされたMartin Juza。
「そっちにとっては良いんじゃない?」応えるは対戦相手、イタリアのSamuele Estratti。「こっちのデッキは、そりゃあひどいもんさ」
先手決めのコインフリップをする両者。勝ったJuzaは、なんと、後攻を選択した。
「後手なんだぜ?」観衆に向けてJuza、「なかなか見られないだろう?」
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| RED ZONEへ攻め入るMartin Juza。(うん。グレー・ゾーンだね。) |
迅速な立ち上がりを見せるEstratti、《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》《墓所王の探索/Quest for the Gravelord》と唱えた。自らのライフを2/2のゾンビに食わせつつ、相手により大きな傷を与えていく。Juzaの最初の呪文は《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》だったが、《乾燥台地/Arid Mesa》のおかげで0/1でブロックも可能になった。相手のターンにフェッチ土地を起動すれば、2/3で吸血鬼がとまる寸法だ。
Estrattiはキッカーなしで《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito》を唱え、その後に《業火の罠/Inferno Trap》で相手の2対目の《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》を吹き飛ばした。そうしてレッド・ゾーンに突撃をかけるが、戦闘前にJuzaも《業火の罠/Inferno Trap》で2/2飛行を焼き払う。返しに《刃牙の猪/Bladetusk Boar》を唱え、ライフも12対11と有利なJuza。Estrattiは《ゴブリンの先達/Goblin Guide》を唱えてそれを8対11とするが、Juzaに土地を与えてしまう。
Juzaは《山/Mountain》をプレイし、計算を始めた。《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》と《刃牙の猪/Bladetusk Boar》でアタックすれば、とっておいた《乾燥台地/Arid Mesa》込みで7点。手札の《殺戮の叫び/Slaughter Cry》で10点、Estrattiのライフを残り1点まで減らせる。だが、イタリア選手は4点までで凌ぐかもしれないし、反撃でこちらがやられる可能性もある。結局Juzaは《猪》単独のアタックで相手のライフを8点に減らした。Estrattiも《愚鈍な虚身/Mindless Null》を加えるのみ。あと3点、Juzaがフェッチ土地を使えば2点で済むが、与えれば、手札の《不安定な足場/Unstable Footing》で勝てるのだが、まだキッカーを支払うには土地も足りない。
デッキの上から《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》を送り出すJuza。土地をプレイ後に《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》でアタック、Estrattiは《愚鈍な虚身/Mindless Null》でブロックする。返ってきたターンでEstrattiはようやく5枚目の土地を引いたが、時既に遅し。Juzaは《平地/Plains》をプレイ、二枚目の《業火の罠/Inferno Trap》でEstrattiの片方のブロッカーを排除し、進軍した。Estrattiは《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》をブロックするが、《殺戮の叫び/Slaughter Cry》がぴったりのダメージを作った。
Martin Juza 1 - Samuele Estratti 0
《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》がJuzaの初ターンに登場、Estrattiも《血の求道者/Blood Seeker》で対抗する。続いてEstrattiは《愚鈍な虚身/Mindless Null》、その間にJuzaは《猛火の松明/Blazing Torch》、《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》。《奉納者》に《忌まわしい最期/Hideous End》を使うEstratti、4ターンめにしてJuzaのライフはもう13点。
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Juzaは2体目の《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》に《猛火の松明/Blazing Torch》を拾わせたが、相手の《血の求道者/Blood Seeker》でライフは減る一方。そんな心配のないEstrattiは《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire》を唱えてアタック、Juzaのライフを9点にした。その《吸血鬼》はターン終了時に《業火の罠/Inferno Trap》で焼かれる。
Juzaが《刃牙の猪/Bladetusk Boar》を唱えると、Estrattiも同じ3/2を戦場に加えた。一見するとJuzaが追いつきそうな場だ。イタリア猪は《猛火の松明/Blazing Torch》で追い払えるし、自身の3/2は《血の求道者/Blood Seeker》に勝てる。
Estrattiが《愚鈍な虚身/Mindless Null》をレッド・ゾーンに出すと、Juzaは《刃牙の猪/Bladetusk Boar》と2/2を相打ちさせた。次のターンになんとか5枚目の土地と《噴火滑り/Geyser Glider》を出すが、その際の1点のライフ喪失が致命的だった。残り5点のJuzaに対し、相手はキッカー込みの《不安定な足場/Unstable Footing》を唱えたのだった。
Martin Juza 1 - Samuele Estratti 1
第3ゲーム
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次のゲームに向けてのシャッフル中に、Estrattiは相手に今度は先攻か後攻かを尋ねた。Juzaは少し悩み、サイドボードの内容にも影響を与えるので、即答を避ける。二人で審判にいつ宣言するのかを確認することに。結局Juzaは先手を選んだが、土地6枚の初手をマリガンした。
「こっちはキープするよ!」すぐに応えるEstratti。
Juzaの表情はあまり明るくない。第2ゲームは、はしゃぎ気味だったが、この3ゲームめはそうでない様子。初手の6枚の初速は充分、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》《高地の狂戦士/Highland Berserker》の立ち上がり。対して《面晶体集め/Hedron Scrabbler》を唱え、Estrattiは優雅に微笑んでいる。Juzaが土地を置けなかったり、同盟者が足りないなら、1/1でも事足りるわけだ。
同盟者はないが土地のあるJuza、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》でアタックして2点。《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》をキッカーなしで唱え、手札に《乾燥台地/Arid Mesa》ともう一枚の2/3が控えている状態。うまくいけば、次の4ターンめにはEstrattiがピンチになりそうだ。目前の危機を察せず、《血の求道者/Blood Seeker》を唱えてターンを返すEstratti。
《乾燥台地/Arid Mesa》をプレイする前に熟考するJuza。《オオヤマネコ》を2/3にし、フェッチで《平地/Plains》を持ってきて4/5にする。さらに手札の《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》をキッカー込みで唱え、相手の《面晶体集め/Hedron Scrabbler》を吹き飛ばした。《吸血鬼》でライフを1点失ったが、これで《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》と《高地の狂戦士/Highland Berserker》、先の《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》の3体でアタックできる。Estrattiは《業火の罠/Inferno Trap》の『罠』コストで《奉納者》の片方を討ち取るが、4枚目の土地を置けずに《愚鈍な虚身/Mindless Null》を唱えるのみ。
《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》がレッド・ゾーンに殴りこんでEstrattiのライフを8点に減らし、戦闘後にJuzaは《刃牙の猪/Bladetusk Boar》を唱えた。Estrattiはブロッカーに《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito》を用意したが、Juzaが土地を引いて《オオヤマネコ》が2/3になり、さらに《殺戮の叫び/Slaughter Cry》が残りちょうどのダメージをたたき出した。ブロッカー一体、土地もすべてタップしているEstrattiに抗う術は無かった。
Martin Juza 2 - Samuele Estratti 1