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ジョシュ・ベネット
2009年10月17日土曜日
PT参加が5回か、6回目の Evangelos “Van” Papatsarouchas は現在11勝3敗、初Top8入りには1勝分遅れをとっている。ギリシア出身、今回のPTオースティンは予選を勝ち抜いての出場だ。本人が冗談めかして言うには、今期はGPに4回参加して全て二日目に残ったのに、どれも64位に入賞できなかったとのこと。この週末は、オリジナルチューンの《超起源/Hypergenesis》デッキを使用している。
迎え撃つは、同様に日曜の栄誉を狙うBrian Kiblerだ。爆発的な勢いで初日を8戦全勝したものの、第2ドラフトでは0勝3敗と失速中。その後は燃え柳Zooのデッキ(ビッグ・ナヤなどと呼ぶ人も)で3勝できている。
第1ゲーム
いきなりダブルマリガンのPapatsarouchas、目の前には《野生のナカティル/Wild Nacatl》。《宝石鉱山/Gemstone Mine》をプレイしてエンド。
Kibler、「お、そっちの考えが読めるぞ」
Kiblerは《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》をアンタップでプレイして3点アタック、何もせずにエンドする。Papatsarouchasは《反射池/Reflecting Pool》を加え、Kilblerが《貴族の教主/Noble Hierarch》で《ナカティル》を強化してアタックする前に《罰する火/Punishing Fire》を使う。3枚目の土地を引けたPapatsarouchasだが、《超起源/Hypergenesis》につながる続唱呪文がなく、Kiblerが《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を追加するのを見やる。次のドローを確かめ、すぐに投了した。
Brian Kibler 1 - Evangelos Papatsarouchas 0
二人とも2本目に備えてサイドボードを使う。Kiblerは火力を減らし、《翻弄する魔道士/Meddling Mage》《幽霊街/Ghost Quarter》《血染めの月/Blood Moon》を入れた。Papatsarouchasは《知識の渇望/Thirst for Knowledge》3枚と《超起源/Hypergenesis》を取り出し、《化膿/Putrefy》2枚と《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》《菌類の到達地/Fungal Reaches》と交換する。
Brian Kibler、「次さ、1ターンキルを狙ってよ」
Evangelos Papatsarouchas、「やってみようか」
第2ゲーム
今度はKiblerがマリガンする番となった。シャッフルしながら「キープ決めるの早いね」、しかし次の6枚も良くない。
Brian Kibler、「これでタイだね」
Evangelos Papatsarouchas、「お互いにね」
5枚キープのKibler、Papatsarouchasの《反射池/Reflecting Pool》の返しに《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》から《貴族の教主/Noble Hierarch》。《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》《野生のナカティル/Wild Nacatl》と続けるKiblerに対し、土地を伸ばすPapatsarouchas。3枚目の土地を置き、《悪魔の戦慄/Demonic Dread》で一体を指した。Kiblerの前で、巨大怪物がめくれていく・・・《絶望の天使/Angel of Despair》、《隔離するタイタン/Sundering Titan》、《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》、《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》、《大祖始/Progenitus》・・・。
Papatsarouchasはファッティを並べていく。《隔離するタイタン/Sundering Titan》、《隔離するタイタン/Sundering Titan》、《大祖始/Progenitus》。Kiblerも《悪斬の天使/Baneslayer Angel》を叩きつけ、ダメージレースに備える。賛美2体で7点の絆魂は、在りし日の《煽動するものリース/Rith, the Awakener》に《アルマジロの外套/Armadillo Cloak》をつけたシーンを思い出させる。場を見て手を動かしてアタックした場合の計算を巡らし、最終的にそのままターンを返した。
怪物をけしかけるPapatsarouchas。天使で迎え撃とうとするKiblerに《化膿/Putrefy》を見せる。
Brian Kibler、「オー、ノオおォォーーー!!ぬか喜びかよ!」
再びアンタップして、Papatsarouchasは《大祖始/Progenitus》を前に。
Brian Kibler、「テイクだ」
Evangelos Papatsarouchas、「・・・ライフ、9でしょ?」
Brian Kibler 1 - Evangelos Papatsarouchas 1
第3ゲーム
最後の一本に合わせ、Papatsarouchasは《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》をサイドアウトして、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》3枚と追加の《炎渦竜巻/Firespout》を入れた。両者初手をキープする。Kiblerは《貴族の教主/Noble Hierarch》の良い立ち上がり、2ターンめに《翻弄する魔道士/Meddling Mage》を狙う。
Papatsarouchasは8枚めのカードをドロー、2枚の《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》を見せ、土地、《悪魔の戦慄/Demonic Dread》と続けた。
Kibler、「冗談だろ?」
Papatsarouchas、「本気だよ。手札はあまり良くないけどね。一体だけデカイのがあるんだ」
Kibler、「《大祖始/Progenitus》? 教えろよ」
Papatsarouchas、「赤い《アクローマ》さ」
《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》が登場、Kiblerは《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》、次に《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《翻弄する魔道士/Meddling Mage》を唱え、《化膿/Putrefy》を指定する。Papatsarouchasは《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》で《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を戻し、歯止めをかける。再度唱えてKibler、赤い脅威にさらされて7点受け、残りライフは8点。
Brian Kibler、「そっちは20だろ、遠いな」
Kiblerは《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《翻弄する魔道士/Meddling Mage》でアタック、Papatsarouchasのライフを15点に減らす。《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》の能力で《幽霊街/Ghost Quarter》を持ってきてPapatsarouchasの赤マナを封じ、返しの敗北を回避したが、それは残りのターンで相手のライフを削りきれないことを意味していた。
最後にもう一ターンだけゲームを続け、Papatsarouchasの「アタック」の一言で握手の手を差し伸べた。
Evangelos Papatsarouchas 2 - Brian Kibler 1
試合後に、第2ゲームの敗因を自責するKibler。《超起源/Hypergenesis》の直後に《血染めの月/Blood Moon》を唱えていれば、天使で勝てたのに、と。そばにいたMarijn Lybaertが、第3ゲームも《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》で《幽霊街/Ghost Quarter》を探さずにアタックしていたら勝機があった、と指摘した。
Brian Kibler、「それって、オレがスゲーって言ってくれてるんだよね?」
Marijn Lybaert、「・・・まあ、そんなとこだね」