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ジョシュ・ベネット
2009年10月16日金曜日
ブライアン・キブラーは2010年の殿堂入りに向けて着々と地位を固めつつある。ホノルルの時はtop8入賞を果たしているし(その時彼は8-0で初日を折り返した)、ここオースティンでもその再現をしようとしている。一方でパウロ・ヴィッター・ダモ・ダローサは殿堂入りの資格を得る2012年に向けて次々と成功を収めている。彼は今年のブラジル王者であり、今シーズンのグランプリでも複数回のtop8入賞を決めている。今、唯一の初日全勝の座を賭けて、二人が熱く火花を散らす。
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| パウロ・ヴィッター・ダモ・ダローサの手には いつも《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》が |
パウロは《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》からよい滑り出しを見せたかと思われたが、キブラーの《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》によってあっけなくただの置物と化してしまった。パウロは《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》を追加しつつ、《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》をキブラーの《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》と相打ちさせる。さらに4枚の土地から《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》を呼び出し、キブラーの手札を1枚もぎ取った。4枚の土地を持ちながらキブラーは何もせずターンを返す。
アンタップを迎えたパウロは《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》を呼び出しつつ《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》の能力を再び使用した。それに対応してキブラーが《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》を使用したため、彼は捨てさせるカードを自由に選べるようになり、その中から《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》を選択した。事が深刻になる前にキブラーは《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》をキッカー込みで唱えて《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》を葬りつつ、《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》で攻撃する。パウロも負けじと《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》を呼び出して2点のダメージを与え、さらに《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》を設置した。
手を緩めることなくプレッシャーを与え続けるキブラーは、4点のダメージを与えてパウロのライフを12にまで削り、さらに《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》を戦場に送り込む。パウロも《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》を《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》に纏わせて4点のダメージを稼ぎ、これでキブラーのライフも11へと落ちた。しかし残念なことに、ここで彼が追加できた戦力は2体目の《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》のみだけだったのだ。
キブラーは《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》を呼び出して自軍の《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》ともども強化を図る。何とか2体のクリーチャーのブロックで《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》と《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》を相打ちさせたパウロだったが、その後の動きといえば《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》を追加する程度で、キブラーが手札から《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》を公開すると速やかにカードを片付け始めた。
キブラー 1 ― パウロ 0
第2ゲームはKiblerにとって第1ゲームほど良い展開とはならなかった。彼の初手は6枚、そして5枚へと減ってしまったからだ。パウロは《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》を《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》で回収するが、どうやらカードアドバンテージを獲得できるようになるまで我慢ができなかったようだ。彼は《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》を後続として呼び出したが、キブラーの《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》を前にして止まってしまった。
パウロの《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》に《沼/Swamp(ZEN)》を奪われたキブラーは《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》で応戦し、さらに彼の手札には2枚目が控えていたのだが、パウロが5マナを捻り出して唱えた《ハグラの悪魔信者/Hagra Diabolist(ZEN)》によって奪い取られてしまい、彼に残ったのは《沼/Swamp(ZEN)》が1枚だけだ。
「初手の5枚は最高だったんだけどなぁ・・・」と愚痴をこぼすキブラー。
攻撃してきた《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》を見て、《ハグラの悪魔信者/Hagra Diabolist(ZEN)》と相打ちできてパウロは嬉しそうだ。さらに彼は《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》を呼び出した。キブラーは《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》と大量にコントロールする《沼/Swamp(ZEN)》で強引に押し切る道を選んだ。
《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》がまず4点を与え、さらに《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》2号機が追加された。キブラーも《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》で攻撃して5点のダメージを与え、さらに《山/Mountain(ZEN)》を出して《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》で沼渡りを葬った。
しかしながらキブラーは手数で押されたままだ。《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》で《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》を除去された上に、6点のダメージが与えられ、彼のライフは残り8となった。キブラーも付き合って返しの攻撃で2点を与えるのだが、《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》を引かないことを恨めしく思いながらパウロに屈することとなった。
キブラー 1 ― パウロ 1
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| 結局のところ話題をさらったキブラーが 全勝で初日を折り返した |
キブラーの初動は1ターン遅れての《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》で、パウロは《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》から《山/Mountain(ZEN)》を導きつつ《地獄火の雑種犬/Hellfire Mongrel(ZEN)》を呼び出す。さらに今度はキブラーの《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》が少しずつライフを削りに行くのだが、一方でパウロは4マナからごく自然に《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》へと繋いでみせた。
キブラーも「毎回それ引いてるよな・・・ちょっと考えさせてくれ」と笑いながらの返事だ。
結局パウロは、キブラーが「こいつは強力だぜ」と語る《精神ヘドロ/Mind Sludge(ZEN)》を捨てさせることにした。
アンタップを迎えた彼は、自軍に《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》を追加した。パウロのクリーチャー陣が《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》を複数ブロックしたことで、パウロのライフは残り12にまで減少した。守りを固めようとしても追加できたのは《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》だけで、さらに悪いことに、《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》を呼び出すなどキブラーの脅威は留まることを知らなかった。《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》を4/4にまで成長させ打点を稼ぐが、《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》によって《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》は失われてしまった。
パウロはあれこれ方針を立ててみるのだが、結局どれも芳しいものではなさそうだ《地獄火の雑種犬/Hellfire Mongrel(ZEN)》を脇にどけながら《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》を呼び出してみるが、返しにキブラーは《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》で《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》を踏み越えながらパウロに一撃を与え、さらに《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》で《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》を除去した。続く《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》が、勝負の行方を決めた。
キブラー 2 ― パウロ 1