デッキテクニック-ビーチハウスビートダウン

Tim Willoughby

土曜日,6月06,2009


Paul Rietzlは《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》のトークンに使用している、
カードディーラーMichelle Coveの息子の描いた愛くるしい絵を見せてくれた。

 今週末、多くのプレイヤーが陽気に続唱しながら重くて脅威的な呪文を唱える中、何名かの古豪は違うアプローチでジャンドに対抗できないか?と考え、そして実際に行動に移した。プロツアーのフォーマットも気になるけれど、それと同じくらい魅力的なのがこのホノルルって場所さ。いくつかのビーチハウスはドラフトプレイヤーでいっぱいになり、みなそこで遊びながら腕を磨いた。

 このリストのプレイテストはBen Rubin,Brian Kibler,Paul RietzlそしてJelger Wiegersmaという少数の、だけどとても興奮する面々によって始めらたようだ。

 もともとはNeil Reevesが発案した物なんだけど、彼自身はプロツアーに来ていない。それでもこのグループの成功は彼と共にあるけどね。

 一途にビートダウンに目を向けよう。このエスパーデッキは続唱デッキとは異なり、毎ターン攻撃的なアーティファクトを展開して相手を追い詰めていく。

 《宮廷のホムンクルス/Court Homunculus》はこの戦略における最上級のスタートだし、もし《霞の悪鬼/Glaze Fiend》がそれに続こうものなら、対戦相手のデッキが何であれ相手が地に足をつける前に多くのダメージを叩きだしてくれるだろうね。

Jelgerの手によって更に高速化に特化し、ジャンドのパワーカードを無視出来る飛行クリーチャー満載型に進化したようだ。

 《霞の悪鬼/Glaze Fiend》は《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》のおかげでよりよいものとなる。このアーティファクトは一見無害に見えるが、このデッキの重要なアタッカーだ。これさえあればアタッカーが途切れることはないし、《境界石》と組み合わせれば《霞の悪鬼/Glaze Fiend》が恐ろしいほどのダメージを稼いでくれる。このデッキは4ターンキルさえ可能で、時として《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》すら遅く見えるほどだよ。

 また、《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》は《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》とのクールなコンボをも可能にする。《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》の場に出た時の能力に対応して生け贄えに捧げると、相手の手札から好きなカード1枚をそのゲーム中ずっと取り除いたままに出来るんだ。

 Kiblerは実際にこのコンボで相手の手札から《戦誉の天使/Battlegrace Angel》を奪い去りタイトなゲームを征してみせた。このコンボはサイドの《送還/Unsummon》をより輝かせるだろうね。

 2回戦を残し、現在トップ8に向けて好調なPaul Rietzlは4枚の《宮廷のホムンクルス/Court Homunculus》と1枚の《エーテル宣誓会の盾魔道士/Ethersworn Shieldmage》を使うことに決めたが他のプレイヤー、例えばBlian Kiblerなんかは3マナ2/2瞬速クリーチャーは十分な性能と考え、ホムンクルスよりも様々な状況で役に立つ《エーテル宣誓会の盾魔道士/Ethersworn Shieldmage》の方が良いと感じたようだ。

 Rietzlの意見としては1マナのクリーチャーは《エスパーゾア/Esperzoa》と相性がいいし、《エーテリウムの達人/Master of Etherium》の爆発力を更に高めてくれる。

 それに相手がもたついたりタップインランドを多めに引いた時に、より早く相手を倒せるという理由から4枚採用にいたったそうだ。

 続唱デッキを奈落の底に突き落とす最後の武器は《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》だ。この熊はこちらのデッキを減速させることは一切しない上に、続唱カードが追加のカードをプレイすることを止めてくれる。こうなると続唱カードの多くはちょっと重く感じちゃうよね、恥ずかしがることはないんだけども。

 最後にRietzlのデッキリストだ。彼がこのデッキを選んだ決め手はそのデッキパワーだけにあらず、他のどのデッキよりもカードが安いことにあるんだそうな。

Paul Rietzl's Beach House Beatdown


4 《秘儀の聖域/Arcane Sanctum》
3 《島/Island》
6 《平地/Plains》
4 《沼/Swamp》

-土地(17)-


4 《宮廷のホムンクルス/Court Homunculus》
4 《エスパーの嵐刃/Esper Stormblade》
2 《エスパーゾア/Esperzoa》
4 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《エーテル宣誓会の盾魔道士/Ethersworn Shieldmage》
4 《霞の悪鬼/Glaze Fiend》
4 《エーテリウムの達人/Master of Etherium》
4 《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》
4 《ヴィダルケンの異国者/Vedalken Outlander》

-クリーチャー(31)-
4 《原霧の境界石/Fieldmist Borderpost》
4 《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost》
4 《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》

-呪文(12)-
3 《対抗突風/Countersquall》
3 《流刑への道/Path to Exile》
4 《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle》
2 《魂の操作/Soul Manipulation》
3 《ゾンビの異国者/Zombie Outlander》

-サイドボード(15)-

 締め括りはRandy Buehlerの言葉を置いてくよ。

 彼とこのデッキの1番いい呼び名について議論してたんだけど、なかなかいいのが出なくてさ。おそらく「ビーチハウスビートダウン」とか「エスパー・ストーンブレイド」なんかがいいと思うんだけどね。

「僕はあえてこのデッキを『いまだにNeil Reevesがすばらしいデッキを作ってるなんてかっこいいと思わないかい?Neil、頼むからプロツアーに戻ってきてくれよ。』と呼ぶつもりだ。決して言いやすくないけど、それがこのデッキに1番相応しいと思うんだ。」

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