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Tim Willoughby
土曜日, 6月 06, 2009
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| Mark GlenisterとBrad Nelsonはイギリスと マジックオンラインという異なった勢力からこのトーナメントに参戦した |
この対戦で負けた側が家に帰るはめになるわけだ。イギリスのコルチェスター在住のMark Glenisterはイギリス有数のプレイヤーで、各地のPTQをサーキットするほかにヨーロッパのグランプリでも暴れまわっている。彼がこれまででもっとも高く飛んだラインといえば、グランプリブリュッセルにて津村健志、Quentin Martinに続いてのプレイヤー・オブ・ザ・イヤー3位という成績だが、ここプロツアーホノルルという興味深い地点にてその成績を今にも塗り替えようとしている。
Markはこのラウンドに勝てば、このプロツアートップ8の席を確保するだろう。周りにはスイス上位でIDしてきた鳩達がほんのひとにぎりいて、このマッチを観察している。Markが勝つことで猫がトップ8という縄を飛び越え鳩の居場所を食い荒らさないようにという期待を込めてのことだ。
さらなる興味は、Markが4色バント・アグロというとても面白いデッキをプレイしていることにある。《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》と《途方もない力/Colossal Might》というやばい組み合わせはあっという間にゲームを終わらせる爆薬だ。
そのMarkの今回の対戦相手はBrad Nelson、マジックオンラインではFFreakという名で知られている。オンラインでの実績は現実世界へと形を変えても通用することを、彼はこのところのプレミアイベントを揺るがすことで示している。
ダイスロールに勝ったのはGlenister。Nelsonはシャッフル中にカードをばら撒いて見せてしまう。確かにマジックオンラインでは気を使う必要の無い場面ではあるのだが。Glenisterはしばし考えて最初の7枚をマリガンし、さらに少しだけ考えて手札を5枚まで減らした。
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| Glenisterはリラックスしている |
Nelsonは7枚をキープし、お互いに3色ランドからスタートする。2ターン目にGlenisterは《貴族の教主/Noble Hierarch》を出し、こちらを打ち倒すために出てきた《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を確認するとゆっくりうなずいた。Glenisterは《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を前にして攻撃に出られない《不屈の随員/Dauntless Escort》をプレイするとターンを渡す。2枚目の《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を展開したNelsonに躊躇なし。
Glenisterは一方の《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を《不屈の随員/Dauntless Escort》とトレードし、もう一方をブロックするために《ヴァレロンの異国者/Valeron Outlander》をプレイ。しかしその後、マリガンで手札が減っていたGlenisterはNelsonの《荒廃稲妻/Blightning》で手札をスッキリさせられてしまう。Nelsonはさらに《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter》と追加の《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を展開し、盤面で後れを取ったGlenisterはまったくもってゲームをプレイした気になれなかった。
Nelsonの攻撃であっというまにGlenisterのライフは2に。解答となる何らかの神話レアを引くこともなく、ゲームは次へ。
Brad Nelson 0 - 1 Mark Glenister
NelsonはこのアリーナでGlenisterよりも一歩抜きん出たが、Markは第1ゲームを不甲斐なく落としたことにも気落ちしてない様子。いつもどおりリラックスしている。そう、マジックをプレイできることが幸せなのだ。
第2ゲーム、Markは1度だけマリガンし、まずは《貴族の教主/Noble Hierarch》をプレイ。1ゲーム目よりは理想的な動きといえる。Nelsonが《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を展開するよりも早く《ヴァレロンの異国者/Valeron Outlander》を場に出していく。
《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》のサポートを受けた《ヴァレロンの異国者/Valeron Outlander》がブロックされること無く8点ダメージをたたき出し、Nelsonのライフは12へ。一方のNelsonも戦闘の頭に《終止/Terminate》で《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》を除去して《貴族の教主/Noble Hierarch》を展開する。Glenisterは3点パンチでNelsonのライフを9に削ると、《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》をプレイ。Nelsonはただ《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》をプレイしてターンを終えるが、《天界の粛清/Celestial Purge》によってそのトカゲを的確に取り除かれてしまう。
Markは《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》で殴り、次に《戦争のアスラ、ジェナーラ/Jenara, Asura of War》をプレイ。伝説の天使はマッチを1ゲームずつ取り分けるのに十分だった。
Brad Nelson 1 - 1 Mark Glenister
徐々に勢いをつけてきたGlenisterはついに初手の7枚をキープする形勢となった。偶然ではあるが、Nelsonが初めてマリガンをすることになった。
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| Nelsonは熱いライトの下でもクール |
お互い《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis》からのスタートとなったが、2ターン目もそれを続けたNelsonと違い、Glenisterは《森/Forest》をセット。最初に出てきたクリーチャーはNelsonの《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》で、彼はGlenisterに3ターン目の動きが無いのを見て畳み掛ける。《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》から《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter》をプレイしたNelsonは、Glenisterが《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》から《戦争のアスラ、ジェナーラ/Jenara, Asura of War》を見つけるまでに対戦相手のライフを14点に減らした。
自分のスリーブがわずかに粘着していることに気づいたNelsonは忍び笑いをもらす。
「手汗で濡れちゃってるよ」 フィーチャーマッチのライトの下、つぶやくNelson。
「この週末中は、俺もそうだ」 Glenisterも答える。
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》と《マグマのしぶき/Magma Spray》でGlenisterの盤面が切り崩されたことで、Nelsonからの攻撃でGlenisterのライフは5に。《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》と《ヴァレロンの異国者/Valeron Outlander》を再展開するものの、Nelsonの素早い動きの前には絶望的か。
3点回復されてしまうために地上クリーチャーでの攻撃を諦めたNelsonは、飛行クリーチャーで3点を与え、Glenisterのライフは残り2。そのNelsonのライフはまだ20だ。
飛行クリーチャーを止める手段を引けなかったGlenisterは、手を伸ばした。Nelsonは安堵の表情でそれを受けたのだった。
Brad Nelson 2 - 1 Mark Glenister
Brad Nelson's “Angry Face”
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Mark Glenister's “Bloodstained Rafiq”
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