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Tim Willoughby
日曜日, 6月 07, 2009
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| いつでも楽しそうなPaul Rietzl。今回はどうだろう? |
いつでも楽しそうなPaul Rietzlは古参の選手で、よく地元の大会でも好成績を収めている。普段は西海岸のGPまでで踏みとどまっていたが、今回はハワイまで飛んでみる気になったようだ。この週末はエスパービートダウンで構築戦を勝ち抜き、ドラフトでも確かな腕前を見せた。とは言え、この準決勝は少し自信がないと本人も認めている。
その対戦相手、三田村和弥は今日が3回目のPTサンデーだ。一度は優勝しているし、今回もそのつもりだろう。現時点でプロポイントが100点を超えているので殿堂入りの候補もありうるが、驚くことに三田村はわずか3年でここまで来たので、10年越えまでまだまだ待たないといけないのだ。
先手のRietzlは《森/Forest》をプレイ、三田村も同じプレイ。2ターン目はRietzlが《断ち割る尖塔/Rupture Spire》なのに対し、三田村は二枚目の《森/Forest》。この間にRietzlは《ナカティルの異国者/Nacatl Outlander》を場に出すが、三田村は《森の報奨/Sylvan Bounty》の土地サイクリングで《山/Mountain》を持ってくるのみ。
Rietzlは猫でひっかき、プレイした《エルフの幻想家/Elvish Visionary》は即座に《ジャンドの滞留者/Jund Sojourners》のサイクリングで退場させられる。《断ち割る尖塔/Rupture Spire》と《脈火の境界石/Veinfire Borderpost》でRietzlのマナは磐石、三田村も《豊穣の痕跡/Trace of Abundance》で安定させるが、そのぶん猫の攻撃を受ける。さらに《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》で2体のゴブリン・トークンが加わる。
ジャンド・アグロを前に三田村は《死の一撃のミノタウルス/Deadshot Minotaur》をエンドにサイクリングすることにした。代わりに《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》がアドバンテージをもたらし、続唱は《燃えさしの織り手/Ember Weaver》、先制攻撃を残してエルフは速攻でアタックする。
だがRietzlも負けてはいない。《サングライトの反発/Sangrite Backlash》で蜘蛛を除去して、さらに《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》だ。アタックして三田村のライフを12にし、エルフの反撃を受けて自身は14になった。一見ライフは有利だったが、三田村の場に《ロウクスの粗暴者/Rhox Brute》と《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander》が出ると、たちまち暗雲が立ち込めた。
こうなると《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》でアタックする以外の選択肢がないRietzl、三田村にダブルブロックされる。自分のデッキの《途方もない力/Colossal Might》を三田村が意識してプレイしているらしいことに気が付くRietzl、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》をパンプして相手の4/4と相討ちを取り、《洞窟のソクター/Cavern Thoctar》をプレイしてターンを終えた。
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| 不屈の闘志を見せる三田村 |
場のサイズで負けじと、三田村は《ジャングルの織り手/Jungle Weaver》をプレイする。双方のライフは12、数体ずつのクリーチャーを並べあい、こう着の様子だ。Rietzlは《洞窟のソクター/Cavern Thoctar》でアタックし、ヒル同様にダブルブロックされる。パワーを上げて三田村の蜘蛛とデカブツ同士の相討ちにして、《サシーリウムの射手/Sacellum Archers》を場に。《断ち割る尖塔/Rupture Spire》のマナで射手が活きてくるため、三田村はじっくりと考えた。能力が使える前に射手を《サングライトの反発/Sangrite Backlash》で除去することにし、《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander》と《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》とで攻撃する。Rietzlのクリーチャーとやり取りした結果、場は平らになった。
三田村の後続は《腐肉団/Carrion Thrash》、Rietzlは《谷のラネット/Valley Rannet》だが、三田村はさらに《ナヤの戦闘魔道士/Naya Battlemage》を場に加えた。
Rietzlの6/3のアタックに対し、即座にブロックする三田村。《途方もない力/Colossal Might》が日本人のクリーチャーと6ライフを奪う。《腐肉団/Carrion Thrash》選択で少考し、三田村は相手の12点のライフを意識して《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》を戻した。返すターンでエルフをプレイし、続唱でめくれたのは《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger》だ。さらに2体目の《とげ刺しが》三田村の手札から出てきた。
ゲームが長引けば、三田村のデッキのほうがRietzlのよりも強い。《水膨れ虫/Blister Beetle》と2体の《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger》でRietzlの《谷のラネット/Valley Rannet》を除去してレッドゾーンをものにし、《復讐に燃えた再誕/Vengeful Rebirth》でとどめをさした。
三田村和弥 1 - 0 Paul Rietzl
5本先取の2本目、Rietzlはすぐに初手をキープする。2ターン目に《脈火の境界石/Veinfire Borderpost》、3ターン目に《風切るイグアナール/Hissing Iguanar》と展開したが、三田村の3ターン目は《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger》だ。《傷跡の地のトリナクス/Scarland Thrinax》で、トカゲにせめてもの役目を与えた。
三田村は4ターン目に《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》をプレイして、《ナヤの戦闘魔道士/Naya Battlemage》が登場。Rietzlは《風切るイグアナール/Hissing Iguanar》の最後の仕事と《傷跡の地のトリナクス/Scarland Thrinax》に+1/+1をのせ、続くターンに《サシーリウムの射手/Sacellum Archers》も、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》のブロックとダメージスタック後に同様にする。
三田村は《巨怪なオサムシ/Monstrous Carabid》でアタックし、プレイしたばかりの《谷のラネット/Valley Rannet》でブロックしなかったRietzlはライフが15に。さらに三田村の軍勢には《死の一撃のミノタウルス/Deadshot Minotaur》が加わった。
Rietzlは4/4の《傷跡の地のトリナクス/Scarland Thrinax》と《谷のラネット/Valley Rannet》でアタックする。三田村は6/3を《ナヤの戦闘魔道士/Naya Battlemage》で、《死の一撃のミノタウルス/Deadshot Minotaur》で4/4をブロックしてから、戦闘魔道士で《死の一撃のミノタウルス/Deadshot Minotaur》のパワーをあげた。そこでインスタントを使うRietzl、《暴力的な突発/Violent Outburst》をプレイする。続唱で《エルフの幻想家/Elvish Visionary》が出てきた。狙った《途方もない力/Colossal Might》ではなかったが、三田村のブロッカーと相討ちをとり、カードも引けた。
こうなるとアタックを続けるだけの三田村、次の《巨怪なオサムシ/Monstrous Carabid》を出し、Rietzlのライフを11に減らし、《ジャングルの織り手/Jungle Weaver》も加えた。防戦のRietzlは《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger》に《骸骨化/Skeletonize》を撃ち、ブロッカーを出す。しかし、それでは防ぎきれず、《暴力的な突発/Violent Outburst》のパンプを受けたRietzlは場を片付けることになった。
三田村和弥 2 - 0 Paul Rietzl
「背水の陣だね」Rietzlの声に疲労がにじむ。試合前に三田村のデッキの方が強そうだと話していたが、早くもその事実が明らかになってきた。
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| すっかりご機嫌の三田村 |
3ゲーム目は、二人とも初手をキープして始まり、Rietzlは2ターン目の《アニマのドルイド/Druid of the Anima》からの展開を狙った。三田村も《豊穣の痕跡/Trace of Abundance》で加速しする。Rietzlは《風切るイグアナール/Hissing Iguanar》、三田村はまたもや《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger》。
三田村は《巨怪なオサムシ/Monstrous Carabid》をプレイして、Rietzlのアップキープに《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger》で《アニマのドルイド/Druid of the Anima》を除去する。少し考えてからRietzlは《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》をプレイしてターンを返したが、ゴブリン・トークンではブロックをしない。《巨怪なオサムシ/Monstrous Carabid》を受け入れ、日本陣営に《鼓声狩人/Drumhunter》が加わるのを見届けた。
《洞窟のソクター/Cavern Thoctar》をプレイしたRietzl、だが三田村は返しのアクションですべてを終わらせる。日本のプロは《滅消の杭/Quietus Spike》をプレイしてそのまま《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger》に装備して、即席の《戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful》を作り出した。タップするだけでクリーチャーが除去できてしまうのだ。突然、取り返しの付かない状況となったRietzl。最後のドローを確かめたあと、Rietzlは握手の手を差しだした。
三田村和弥 3 - 0 Paul Rietzl
試合を終えてRietzl、「三田村のプレイはマッチを通して完璧だったよ。どうにか差を埋めようと色々頑張ったけど、彼の方が上手だったね。」
満面の笑みの三田村、Rietzlと握手して、大興奮の観客席の日本選手たちのもとへ。 やった、また決勝だよ!
三田村和弥、Paul Rietzlを3-0で下し決勝戦へ進出!
Kazuya Mitamura
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Paul Rietzl
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